戸鹿野八幡宮
沼田市戸鹿野町800(平成22年5月29日)
東経139度2分37.72秒、北緯36度37分20.98秒に鎮座。
この神社は利根川と片品川に挟まれた地域に鎮座しています。旧参道と思われる南参道入口には島木と笠木部分が欠けてしまった鳥居が立ち、民家の庭先を通ルカ達で参道が造られているのでこの部分は脇の一般道を通って行きます。右側には昔は一体だったと思われる華蔵院が有り、南参道は石段となり境内へと上がっていきます。境内中央には入母屋造りの大きな拝殿が建立され、その後ろに幣殿、流造の本殿が続きます。
境内周囲には末社や、庚申塔、石仏などが点在し、左手に北参道が付けられています。
御祭神:誉田別命
祭礼日:不明
境内社:多数
由緒:戸鹿野八幡宮は沼田氏十二代で最初に沼田城を築城した沼田顕泰が享禄3年(1530)8月15日に後閑八幡宮を迎えて現在地に祀り城の守護神としたのが始まりとされている。以降沼田城主代々の守り神であった。城主が苦戦した際に、山鳩多数が敵陣上空を舞い敵を混乱させて勝利をおさめた地とも言われる。天正8年(1580)に真田昌幸が出陣に際して祈願して以来、代々武神として崇敬された。
現在の神社本殿は三間社流造、竣工時の棟札によれば、万治元年(1658)に五代沼田藩主真田信澄(信利)により建てられたものである。拝殿内には市指定重要文化財の武術に関連した特徴ある絵馬群が奉納されている。
境内には信州伊那郡上戸村の石工による亀甲積みの石垣・大鳥居をはじめとした多くの石造物がある。

現在参道は民家の庭先を通っています。 |
昔は一体だったと思われる華蔵院 |
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庚申塔 |
庚申塔 |
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庚申塔 |
石仏 |
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神池の中に立つ六角柱の社日?
でも神名は普通の社日とは異なります。 |
石仏 |
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北参道入口
現在はここからの参拝が殆どのように見えます。 |
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