菅原神社

沼田市硯田町清水149(平成22年5月29日)

東経139度1分49.28秒、北緯36度38分50.3秒に鎮座。

 この神社は沼田駅の北西約1.2kmに鎮座しています。道路との境界に鳥居が立つだけで、あとは何も遮るものがない社地は、明るく開放的です。その境内右奥に拝殿が建ち、中に日本武尊(武尊神社)、菅原道真命(菅原神社)、埴山姫命(榛名神社)の三柱の神々が祀られています。又、当日は拝殿内が暗くて見えなかったのですが、写真を拡大してみると、本殿縁脇に木製の神殿狛犬が居るように見えます。
 境内左右や後方に沢山の境内社が祀られ、境内の反対側に建つ神楽殿らしき建物も、大きく綺麗にされています。
 又、由緒書きや境内案内図など非常に丁寧に案内があり、参拝するものにとってとても嬉しい神社です。

 御祭神:菅原道真命、相殿:埴山姫命(榛名神社)、日本武尊(武尊神社)
 祭礼日:不明
 境内社:三峯神社、須賀神社、戸隠神社、諏訪社、道祖神、蚕影大神、十二様、他
 由緒:この菅原神社は榛名町の榛名神社、下沼田町の武尊神社と三社一体として縁故の深い間柄にある。
 本社は現在でも天神田と呼ばれている四釜川右岸に石宮が祀られていた。何年昔か定かでないが、川欠のため、現在地に移された。その石宮は昭和15年に立派な台石を積んでお祭りをした。古老の話によれば、石宮には「寛和酉年」だけは読めた刻文字があったと言う。この年は寛和元年で菅原道真公逝去の年より82年後に当たり、県内においても古いお宮と言える。
 以前は天神社又は天満宮と呼ばれていた。…中略…。
 明治の初め菅原神社になり、神社合祀令によって明治41年2月、河内神社に合祀された。昭和24年2月神社庁の認を得て、河内神社から分離してこの地で祀ることになった。…後略…。

社頭
入口に立つ台輪鳥居
拝殿
本殿
左から 日本武尊(武尊神社)、菅原道真命(菅原神社)、埴山姫命(榛名神社)
当日は拝殿内が暗くて見えなかったのですが、本殿縁脇に木製の神殿狛犬が居るように見えます。
境内社:諏訪社、十二様 境内社:蚕影大神
境内社:三峯神社と双体道祖神、道祖神 境内社:元の天神様
境内社:戸隠神社、須賀神社、庚申塔 末社群
末社群 末社群
末社群 神楽殿?
御神木 絵馬