稲荷神社

みどり市東町佐夜戸大栗(平成19年5月3日)

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
 神社は、銅街道沿いのわたらせ渓谷鉄道中野駅から近い、佐夜戸地区にあります。狛犬さん、狐さん、いずれも居りませんでした。見事な彫刻の社殿が、みどり市の文化財に指定されています。燈籠には明和8年の年号が刻まれていました。

 環境省の案内板には「御祭神は宇賀御魂命で、「うか」とは食物を意味し、五穀を司る神を祀る神社です。祭神の別称を「三狐神」と現したことから、狐が神使いとされるようになりました。総本山は京都の伏見稲荷大社です。」とあります。

神社遠景
境内入口
台輪鳥居と左右に庚申塔
鳥居の社額
「正一位 稲荷大明神」
拝殿
寛政3年(1791)建立の市指定重要文化財の本殿
江戸中期に活躍した花輪の彫刻師の、見事な腕前が余すところなく発揮されています。
末社群 明和8年(1771)建立の灯籠