小暮神社

前橋市富士見町小暮815 (平成19年5月27日)

東経139度6分9.72秒、北緯36度26分36.43秒に鎮座。

 この神社は4号線と34号線の交差する小暮交差点の北東約250mに鎮座しています。児童館のお隣にあり、そちらからはすぐに入れそうですが、道路からの入口には金属製の扉が付けられ、一見入ってはいけないように見えました。入口で躊躇していると境内脇の木陰に涼んでいる方がいたので「あっ、やっぱり入って良いんだ。」と扉に手をかけると横にするすると開きます。そこで境内というよりもグラウンドの様な雰囲気の中の参道を進むと、正面には朱の大きな両部鳥居が建っています。案内があり、これはもと赤城山山頂に鎮座する赤城神社の大鳥居として今の県道4号に建てられていたもので、1968(昭和43)年に今の県道4号に赤城有料道路が開設し、そのために現在の道路をまたぐ大鳥居に架け替えられ、幾多の変遷の後にこの社に遷されたものと云うことです。今見ると、大鳥居というよりはごく普通の両部鳥居のように見えますが、当時としては大きな鳥居だったのでしょう。
 この社は小暮の産土神で、御祭神は譽田別尊、合祀・柿本人丸ほかですが、勧請年月・縁起・沿革は不明です。

神社入口 旧赤城神社大鳥居
拝殿
拝殿内の様子

本殿 不老長寿の石