東照宮

前橋市大手町3-13-19 (平成23年5月28日)

東経139度3分55.66秒、北緯36度23分29.27秒に鎮座。

この神社は、前橋市の中央、前橋公園の中東側外れに鎮座しております。背後は公園の緑で景色も良く、散策を兼ねての参拝も宜しいかと思われます。

御祭神 徳川家康公
天満宮 菅原道真公
長壁神社 瓊々杵神・木之花咲耶姫神・火雷神
例祭日 四月十七日

御祭神家康公の二男結城秀康の四男松平直政が寛永元年六月六日始めて越前國勝山城入城に際し祖父家康公の遺徳を顕彰して祭祀したのに創まる。
爾来松平家は二百五十余年間に十三回に及ぶ移封に遭ったがそのたびごとに當神社を城内に奉遷し崇敬の誠を捧げた。慶応元年再度前橋移封の後明治四年四月現在地に遷祀した。
昭和四年四月縣社に列せられた。
境内由緒書 より

 皆様がよく御存知の、久能山・日光を始めとする東照宮とは、日本の中世から近世にかけて百年間も続いた戦 国時代を終わらせて江戸に幕府を開き、二百六十年もの平和な時代を築いた『徳川家康公』を御祭神としてお祀りしている神社を主に東照宮と称しております。 前橋の東照宮は、当時の大名松平直基公が幕府より最初に賜った領地、越前勝山(福井県)にて西暦1624年に創建した神社でございます。
 江戸時代中期、松平家が越前勝山より各地の転勤を経て藩主として前橋城(現在の群馬県庁)に入城しましたが、城は利根川の大洪水により被害を受け、松平 家は一時武州川越(埼玉県)に居住しておりました。この時に川越でご造営したものが現在の東照宮の社殿でございます。江戸時代末期に前橋城が洪水の被害よ り復旧し、松平家は川越より前橋城へ戻ることとなりました。これに伴い、東照宮は川越で一旦社殿を解体され、現在の地に運ばれて、明治維新を経て明治四年 に再築されたのでございます。
前橋東照宮公式サイト より

神社全景

境内

拝殿

関東では珍しい浪速狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
向拝下の虎。御祭神の徳川家康は壬寅年寅月寅の日にあたる天文11年(1542)12月26日の寅の刻の誕生であったという。
鳳凰
木鼻の龍

本殿

自動車祓殿。日本で初めてだそうです。


厩橋護国神社

護国神社を護る厳つい狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和8年(1933)12月23日建立)

社殿


不明の末社

前橋公園