八幡宮

前橋市本町2-9-18 (平成23年5月28日)

東経139度4分25.59秒、北緯36度23分8.76秒に鎮座。

この神社は、前橋駅の北600m程の辺り、前橋市の街中に鎮座しております。街中ですが八幡宮公園の中に鎮座しており、(元々神社の境内に公園が作られたのか)広々とした景色の良い神社となっております。

貞観元年(859)、在原業平の子孫・長野業重が、京都の石清水八幡宮から勧請したものと伝えられているようです。しかし、一説には「国府八幡宮」とも言われ、そうなると御創建は更に古いものとなります。戦国時代、越後から来た北条(きたじょう)高定・高広父子はこの土地を支配しますが、元亀二年(一五七一)、八幡宮に対して、土地寄進状・諸役免許状を出しますが、その文面に「当地厩橋八幡宮」とあって、これは「厩橋」と言う地名が明記されている最初の資料と云われています。八幡宮は前橋城主の厚い保護を受け、江戸期を通じて社領は天川原と代田村あわせて十五石を受けた。天川原の社領のあとには、現在も八幡神社が祭られているようです。
「前橋風土記」より

神社全景

社額

参道入口、堂々とした態度で睨みを利かしています。拡大写真はこちら。
(大正14年(1925)9月吉祥日建立)

参道

境内

拝殿

燈籠

末社

石祠

伯牙弾琴鏡