桐生市広沢町(平成18年5月4日)
【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、国道50号線を前橋方面に向かい、広沢町六丁目にある案内標識を左折して、すぐです。狛犬は居ませんでした。永和4年(1378年)の石灯籠があり、桐生市で最も古いそうです。「太々神楽」「御篝神事」が伝えられています。
由緒書によると、創建は不詳ですが、社伝によると、崇神天皇の朝、豊城入彦命が東国鎮護のため山城国賀茂神を勧請したと伝えられ、延歴15年(796)官社に列せられ(日本後記)、元慶四年(881)正五位下勲十二等を授けられました(三代実録)。康保四年(967)には、上野国十二座のうちの一社に収録(延喜式神名帳)されています。又 上野国神名帳には「従一位賀茂大明神」と見えています。御祭神は賀茂別雷神、配神に玉依姫命、経津主神、武甕槌神、建御名方神、素盞嗚命、白滝姫命、宇迦之御魂神、外二十柱
です。
市指定民俗文化財として、春秋の例祭に「太々神楽」が奉納され、節分の夜に特殊神事として「御篝神事」が執り行われていますが、詳細は下記写真でどうぞ。