大仁田(おおにた)神社

甘楽郡南牧村大仁田1668 (令和6年4月20日)

東経138度42分31.14秒、北緯36度08分32.84秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
県道93号線の大日向地区にある南牧簡易郵便局から南下すること1.66kmで、大仁田川左岸の傾斜地に鎮座。入口に大仁田熊野神社銘水の看板があります。

目の前が川だからか石だらけの神社で、背骨の浮き出た狛犬さんが鎮座する神社です。20〜30年ほど前に頻繁に訪れていて地域なので懐かしい。

御祭神 不明

由緒
大仁田神社の大杉は、天正十年(1582)、市川別当次郎直方が甲斐国より、大仁田へ転居した折りに熊野神社を祀り、その際植樹した杉の一本である。後に大仁田地内の八幡宮、神明宮を合祀して現在の大仁田神社となる。
(以上 大仁田神社の大杉案内板より)
総じて1700年中期の石造物が多いので、この頃に現在の形となった様だ。

大仁田熊野神社の銘水

下から見た神社

細い参道 レンギョウかな?

明和四年丁(1767)の入口にある石灯篭

下の石段

鳥居

上の石段

宝篋印塔など

真ん中には天保八酉年(1837)だが、右には明治二十四年と彫られた石碑。何らかの供養塔かな?

延享四歳(1747)の石灯篭

大杉案内板

大杉

文政十三庚寅年(1830)の石灯篭

鞘堂と向拝

本殿

控えめな位置に鎮座する狛犬さん。庇で雨の直撃は免れているので、状態は非常に良い。

鞘堂左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(安永8年(1779)己亥11月吉日建立) 口のデカさがこの辺りの狛犬の特徴らしい。
右側の狛犬は巻き毛だ。彫は浅いが庇の下なので劣化は少ない。苔の少ないのも不思議だ。


末社

手水石と鳥居の台座

神社下の大仁田川.

対岸の山村。日当たりの良い右岸に家は多い。