吾妻郡草津町草津字囲み山541番地 (平成25年6月16日)
東経138度36分4.64秒、北緯36度37分16.84秒に鎮座。
【草津温泉尻焼き風呂の桐島屋旅館 中澤さんより】邸内社のお知らせを戴きました。
一の宮巡り、富士塚巡りをしております。そして、邸内社「草津温泉浅間神社」をお祀りいたしました。平成の新しい神社でありますのでご報告させていただきます。
草津町のスキー場に以前は「浅間神社(センゲンジンジャ)」がありましたが、無くなってしまい、探しても見つかりませんでした。そこで自分で庭に造ってみまして神主さんも呼び招魂祭もいたしました。
桐島屋旅館邸内神社“草津温泉富士”
古来からの富士信仰、そして江戸時代に流行った富士塚は江戸時代の庶民文化と云ってよいでしょう。
当時女性は富士登山が許されていなかったという事、また富士まで行くには時間と経費が大変。そこで、町内に富士山に見立てた富士塚を造り、登山をし、浅間神社を参拝しました。
現在もこの富士塚は東京近辺だけでも数百の単位で残っていると思われます。
しかし、群馬県に残っているものは少なくなっているようで、草津温泉にはありませんでしたので、神社などに抱かれるように囲まれているという縁起の良い意味の小字の地名を持つ「囲み山」に在る桐島屋旅館敷地内に富士塚を造り、頂上には浅間神社を祭った珍しい平成の富士塚です。
隣接の囲み山公園には、三峰神社、白根神社、諏訪神社等々町中の神社が公園内に鎮座しております。
当塚の祠の御祭神には、火難消除・安産・航海・漁業・農業・機織等の守護神として崇敬されています木花之佐久夜毘売命コノハナノサクヤビメノミコト。家庭円満・安産・子安・水徳の神です。
(女性の間で静かなブーム、神社仏閣巡りの人たちの富士塚巡り派、多数見かけます。縁結び、安産祈念なのでしょうね。)
草津温泉富士の浅間神社は、温泉地ですので特に・縁結び・安産、子安・健康祈願・安全祈願・商売繁盛祈願・子孫繁栄を祈念いたします。
当神社は富士山の方角(南の方角)を拝むようにしてありますので、普通の神社と逆向き、すなわち北向きの「北向き浅間神社」となります。
地元の浅間山、草津白根(どちらも火山=浅間山センゲンサン)の拝礼には、それぞれ南南西、北西方向をお向き下さい。
平成二十四年夏建立
「草津温泉尻焼き風呂の桐島屋旅館」の公式サイトはこちら
桐島屋旅館入口 |
桐島屋旅館社屋手前右側に富士塚が造られ、浅間神社が祀られています。 |
富士塚全景 |
富士塚と参道の様子 |
浅間神社石祠 |
平成24年夏に執り行われた招魂祭の様子 |
冬の草津温泉富士 |
この社には観光・温泉浴でいらした外国の方も参拝されているようです。 |