諏訪神社

吾妻郡東吾妻町大柏木2226(平成22年7月11日)

東経138度44分45.38秒、北緯36度31分32.63秒に鎮座。

 この神社は今川沿いの377号線から北に入った旧道に参道入口があり、そこから更に300mほど北に神社が鎮座しています。参道は現在農道と兼用になっていて、遙か彼方の大杉を目当てに進みます。神社の入口には二の木製根巻鳥居が立ち、境内へは石段を上がりますが、その両脇には樹齢数百年の大杉が並木を形成し、町指定天然記念物となっています。境内に上がると正面に赤い屋根、入母屋造りの拝殿が建ち、左側に渡り廊下で繋がった神楽殿か芝居の舞台のような大きな建物が建っています。拝殿後ろの覆い屋内には彩色の残った流造りの本殿が建立されていました。参道脇の杉並木だけでなく、社殿の周囲にも大杉が多数聳え、この社の歴史の永さを感じさせています。

 御祭神は建御名方命と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等については案内がなく由緒は不明です。4月1日、11月1日に同地の佐奈神社と共に祭礼が執り行われています。

参道入口
石段参道の様子
石段参道途中に立つ木製根巻鳥居
参道兼農道の様子
社頭
神社入口
神社入口に立つ二の木製根巻鳥居
石段参道と町指定天然記念物・大杉並木の様子
境内入口
境内の様子
拝殿 拝殿に架かる額
「諏訪大明神」
本殿覆い屋と本殿
神楽殿
神楽殿左に祭られる境内社 幣殿壁に祭られる末社
末社 御旅所?
御神木・大杉
大杉が林立する鎮守の杜の様子
境内から杉並木越しに入口を振り返る