白鳥神社

吾妻郡中之条町市城861(平成22年5月30日)

東経138度53分28.48秒、北緯36度33分56.48秒に鎮座。

 この神社は市城駅の南東約500mに鎮zっしています。入口は353号線から見えるのですが、見付けづらい神社でした。人家の脇を入ると「急傾斜地崩壊危険区域」の案内が立ち、下草に隠れるように石段が続きます。途中に灯籠と「正一位白鳥大明神」の額が掛かる一の鳥居が立ち、突き当たりまで行くと石段は右に曲がり、竹藪の中に緩い石段が付けられ、気持ちの良い参道歩きとなります。境内入口には朱の二の鳥居が立ち、すっきりとした綺麗な拝殿は横向きに建立されています。本殿は鞘堂内に納められ、境内には佐倍神、堅牢地神碑がありました。境内左には真っ二つに割れた大磐があり、何故かとっても気になって目が離せませんでした。

 御祭神:日本武尊
 祭礼日:不明
 由緒:児持七社(吾妻七社ともいい、児持山大明神・半手木(破敵)大明神・鳥頭大明神・和理大明神・山代大明神・駒形大明神・白専女大明神の七社を指す)の一社で、神仏混淆時代は白専馬(はくとうめ)大明神と呼ばれていました。この付近には古代から市代の牧と呼ばれた官牧・上野九牧の一つがあり、馬に関係する社も幾つか鎮座しています。昔は石宮が祀られていたそうですが、明治年間に白鳥神社と改称したようです。

社頭
参道入口
参道途中に立つ一の鳥居 鳥居に掛かる額
「正一位白鳥大明神」
石段参道の様子
境内入口 二の鳥居
拝殿
本殿鞘堂と本殿
佐倍神、堅牢地神
磐座なのでしょうが、若き頃の岩登りを思い出してしまったのでしょうか?
何故かとっても気になった境内左の大磐