鹿島宮

吾妻郡東吾妻町植栗278(平成22年5月22日)

東経138度51分51.32秒、北緯36度34分6.21秒に鎮座。

 この神社は太田中学校の南西約350m、水田地帯と小丘陵の境目に鎮座しています。この時期ですから新緑の淡い緑と杉などの濃い緑の対比が綺麗でしたが、他の方のサイトには境内前面に咲く桜の淡いピンクが幽玄な感じを醸し出しとても綺麗でしたので、桜の時期の参拝がお薦めかも知れません。
 参道入口石段の左側からは「鹿島のご神水」と親しまれる清冽な清水が渾々と湧きだしています。そのご神水をいただきに来たのでしょうか?石段右側に車が停められ、若いご婦人がずっと佇んでいらっしゃいました。石段を上がると参道は右に折れ、境内中央には神明鳥居が建立されています。真っ直ぐに伸びた参道突き当たりには、千鳥破風・唐破風付きの豪華な入母屋造りの拝殿が立ち、その後ろに銅葺き黒壁、朱の柱の本殿が建立されています。現役の神楽殿にも注連縄が掛けられ、手水にはご神水が引き入れられているようです。多数の末社にも注連縄が掛けられ、静かで厳かな感じのする神社でした。

 御祭神:建甕槌神(主祭神)、天照大御神、宇気母智神、大山祇神、木花佐久夜毘売命、菅原道眞公、萬幡姫命
 祭礼日:4月15日、9月連休の日曜日
 境内社:多数
 由緒:創建は元慶2年(878)3月15日で、奈良県の春日大社より分霊勧請されました。

社頭
参道入口
石段の左側からは「鹿島のご神水」と親しまれる清冽な清水が渾々と湧きだしています。
参道の様子
境内に建つ神明鳥居
境内の様子
拝殿
千鳥破風・唐破風付きの豪華な入母屋造りの拝殿です。
本殿
末社 末社群
神楽殿 ご神水を引き入れた手水