若宮八幡神社

高山市石浦町1(平成17年8月22日)

高山市街地から国道41号線を南へ3kmほど行き、石浦町南の信号で左折し東に進み宮川の手前を右折、700m位で山麓に見えてくるのがこの神社で、こんもりとした高台の森の中に鎮座しています。御祭神は応神天皇、仁徳天皇で、創建は不祥です。地元では石浦の語源は「石占」であると言い伝えられ、仁徳天皇65年(377)勅命を奉じ難破根子武振熊命が両面宿儺討伐の折り、この地石浦にて戦勝を祈念した斎場の遺跡と云われています。例祭は毎年9月23日で、赤鬼、青鬼を先頭に百数十人の行列がお旅所まで行き、神社に帰ると本殿前で勇壮な槍踊りや独特の獅子舞などが奉納されています。境内は上下二段に別れていて下の境内には鳥居があるのですが、現参道とは全く別の方向に建てられ、今はその鳥居に向かう参道はありません。又ここには自然石の上に台座を置いた珍しい形のしょうわ狛犬がいました。

社号標

参道から見た下の境内の様子

参道とは別の方向を向いた鳥居。
向こう側は崖です。

下の境内の神楽殿

下の境内から見た狛犬と上の境内の様子

立派な拝殿脇から

建立年が分からないしょうわ狛犬。据え付け方が特殊です。

拝殿内の様子

本殿

ご神木も雨にけぶっています

境内社・稲荷社