四天王神社

高山市漆垣内町(平成17年8月20日)

この神社は高山市内から東に延びる国道361号線白川製作所前バス停をすぎたら左折し、道なりに約200m左側に鎮座しています。主祭神は須佐之男命、相殿には櫛稲田姫命、斎火武主比神、天照国照天火明命、奥都比古神、大八椅命、奥都比売神、日光之神、月之神が祀られています。創建は不祥ですが、平安朝時代かそれ以前と推定され、物部氏と藤原氏争乱の折り、聖徳太子が四天王像を飾って戦われ、像を漆の木で刻んだことから漆垣内の名が残ったともいわれています。鍋山城主の崇敬も厚かったようです。(マッピング高山より)
ここには境内入り口の狛犬の他に、本殿前にはじめちゃんがいるのですが、暗くて遠くて、私の望遠鏡のような目でも、いるという確認くらいしかできませんでした。

(昭和22年9月1日建立)

社号標

神社入り口の靖国鳥居

同じしょうわ狛犬でも手彫りのものは柔らかさがあり、余り嫌みは感じられません。

正面から

斜め奥から

境内の様子

拝殿

拝殿内の様子。奥の一番高いところに
はじめちゃんがいます。

本殿

流石デジカメ、扉の格子の向こうには金網があり、おまけに真っ暗な拝殿内、最悪な条件の中でも、処理をすればこの程度には見えるようになります。はっきりとは見えませんがお腹の下の刳りぬきはしてありません。短足で賀茂神社タイプの狛犬だと思います。

神社脇には鍋山城大手の案内