桜ヶ丘八幡神社

高山市山口町(平成17年8月20日)

この神社は高山市内から東に延びる462号線の山口桜橋と天堤バス停の間、左側に鎮座しています。樹叢が濃く広々とした境内の、とても綺麗で心休まる神社でした。ここには境内に垂れ耳で眼光鋭い狛犬と、本殿脇に立ち座りをしているタヌキのような狛犬が居ました。

(石工・高忠  昭和9年建立)

(この石工さんは高原忠次郎さんといって、制作年代順に日枝神社、桜ヶ丘八幡神社、黄金神社、白山神社、辻ヶ森三社神社と5対見てきましたが、時代の好みか、作者の趣味の変化か、先代に合わせたのか、狼のように痩せて鋭い顔つき体つきから、イノシシ型に変化する様子が凄くよく分かり面白いです。)

狛犬の拡大写真はこちらで

社号標と神社入り口

境内の様子

阿は垂れ耳で面長、眼光鋭く牙が鋭く口が大きく裂けています。吽は角付きで理知的な感じがして、どちらかというとライオン顔です。

拝殿。本殿は覆い屋の中で写しづらく、
夫は狛犬を夢中で撮っている内に忘れたようです。

本殿脇にいた狛犬。今回私たちが見てきた狛犬の中では招魂社系や鈴しょうわを除いて、立ち姿の狛犬はこの一対だけだったと思います。阿は大きな玉取、吽はこれまた大きな子を押さえつけています。

外側脇から

正面
斜め前方から

後ろから