日輪神社

高山市丹生川町大谷 (平成17年8月20日)

東経137度21分31.7秒、北緯36度10分6.6秒に鎮座。

この神社は国道158号線・大谷地区の大谷バス停前に入り口があります。大きな社号標とこんもりとしてなだらかで綺麗な円錐形の小山上に神社が鎮座していると思っていたら、ここは異端の天才といわれている酒井勝軍が見付けた、日本のピラミッドの一つだったようです。
丹生川村文化財保護審議委員の日輪神社氏子・森和夫さんによると日本全国で日輪神社と稱するのは唯この一社である。当社創立年代は不詳である。山其のものが御神体として崇敬の厚かった神社であり、神体石、太陽石が頂上部にあるというので、超古代文明の謎を見たいとお参りする人が多く、信者は全国的である。当地山頂は、丹生川村(小八賀郷)の乗鞍岳から昇る太陽を神とあがめて拝所を聖地とし、狩猟をかたく禁じてある。ところで神社には祭神名があって、神名があるわけだが、天体である太陽を神体でも良いが、祭神は天照皇大御神としてある。伊勢の皇大神宮と同神と思える。この外に倉稻魂大神、火武主比大神、奥津日子大神、奥津比女大神菅原道真公、6柱となっているが、明治40年に稲荷、天満、荒神の3社を合祀した。世界ピラミッド説を称える人たちが昭和13年夏、社殿頂上部を調査し、太陽石を発見し、列石の一部であると共に、その大石には古代の人が刻む長方型の列穴が、30数個あり、後代の者が穿ったものではないこと、巨石は太古住民の遺跡である、と学会に発表されています。と日輪神社考の中で述べておられます。

参道入口と社号標

入口の岡崎型狛犬

(昭和17年(1942)7月建立)

参道

拝殿

しょうわ狛犬を神殿狛犬としたのは始めてみました

拝殿に架かっていた額

本殿

荒神山文字碑