松森神社

高山市上野町(平成17年8月21日)

この神社は高山市から北東に延びる458号線で5kmほどの上野町に鎮座する非常に鎮守の杜の深い神社です。主祭神は天照皇大神、配祀は応神天皇、加藤清正公です。社伝によると、平安時代、平時輔が三仏寺城に居城のおり、守護神として天照皇大神を奉斎し、地元民と共に崇敬していましたが、木曾義仲の手によって落城してしまいました。天正13年飛騨地方を平定した金森長近は、これを千光寺より移築再興し、松森神社と称しました。また江戸時代の始め、幕府謀反の疑いにより飛騨高山に流された肥後の加藤清正の孫に当たる加藤光正が東山天性寺で20歳の生涯を終えましたが、飛騨に同行した家臣らはここ上野に定住して主君の菩提を弔ったと伝えられ、配祀として加藤清正公が祀られたものと思われます。(マッピング高山より)

(昭和39年9月建立)

社号標と神社入り口

参道の様子

しょうわ狛犬

神楽殿

緑鮮やかな鎮守の杜の様子

左右片拝殿付きの拝殿

拝殿内の様子

本殿覆い屋