白山神社

高山市滝町和田平(平成17年8月20日)

この神社は高山市中心部から東に延びる462号線で約12km、神社前バス停を左折し生井川を渡ると、突きあたりに鎮座しています。創建は不祥、古来からこの地区の産土神で、御祭神は菊理姫命、伊邪那岐命、伊邪那美命の三柱です。ここには頭が大きく下半身の小さいイノシシ型の狛犬が居ました。又境内のしだれ桜は見事で、夫と「4月にも来たいね〜。」と話しました。

(石工・高忠  昭和14年9月建立)

この石工さんは高原忠次郎さんといって、他に制作年代順に日枝神社、桜ヶ丘八幡神社、黄金神社、白山神社、辻ヶ森三社神社と5対見てきましたが、時代の好みか、作者の趣味の変化か、先代に合わせたのか、狼のように痩せて鋭い顔つき体つきから、このイノシシ型に変化する様子が凄くよく分かり面白いです。特にここの狛犬が一番イノシシしています。

社号標と神社入り口

境内のしだれ桜

斜め前方から

奥から

拝殿

拝殿内の様子。
このように簡潔な内部は珍しいです。

本殿

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