大垣市菅野(平成17年3月20日)
この神社は奈良時代に百済国王の末裔が祖神を御祭神として奈良興福寺領だった此の地に祀ったのが始まりで、地域十三か村の総鎮守として五穀豊穣、福徳長寿の大神として尊崇を集める古社です。現在は近鉄養老線の東赤坂駅近く、狭い踏切に阻まれて神社の前の道は行き止まりとなっています。如何にも村社然とした長閑な雰囲気に心も和みます。
(大正14年9月建立)
神社入口の明神鳥居
珍しい中山鳥居と境内の様子
拝殿
今は銅葺きとなってしまった本殿
歯が長く鬣が横に広がった浪花狛犬。
放射状に広がる口髭と親そっくりに吠える子狛が面白い。
太った石製のにこやか神殿狛犬