金生山(きんぶやま)神社

大垣市赤坂町(平成17年3月20日)

この神社は金生山の中腹にあります。元々は金生山明星輪寺の鎮守として祀られていた蔵王明神社で、鍛冶屋など鉄を司どる神様です。別名、石引神社といわれたのは、寛永10年(1633)に大垣藩主・松平越中守が、大垣城の普請の際、石垣の石をここで採取して大垣まで運ばせた事に由来しています。お隣には金生山化石館があり、考古学の好きな私は太古この辺りは海の底だったのかしら?それとも古琵琶湖の湖底だったのかしら?等と想像逞しくしながらの参拝でした。参道が長〜く山の道を歩く様なつもりでゆったりと過す事が出来ました。拝殿がコンクリート製でガッカリですが背後の高見から見た本殿は一服の絵画を連想させます。その背後の急斜面には写真の様な注連縄を架けた御神体の岩が沢山見かけられました。

(昭和6年正月建立)

神社入口、
ここからず〜っと歩きました。

参道途中の台輪鳥居

立派だけれど味気のない
コンクリート製拝殿

流れ造りの社殿三棟

裏山から見た本殿裏手

裏山の御神体岩

招魂社系狛犬