若宮八幡宮

中津川市付知町下付知 (平成17年8月23日)

この神社は国道256号線の道の駅花街道付知から西に入り付知川を渡ったら道なりに359号線も越えて右にカーブをとる道を500m程進むと左手に鎮座しています。若宮神社は、付知では古社で寛永ニ年(1625)の古文書に記載されており、史書には若宮八幡宮社と書かれています。尾張藩は、享保六年(1721)に林政改革を行い、ヒノキ、サワラ、クサマキ、アスヒ、ネズの五種類の木を禁伐木とし、俗に「ヒノキ一本首一つ」と言われ、木曽五木を盗伐したものを厳罰に処しました。この厳しい掟を知りながら、若宮神社の再建に、氏子達は「お伊勢さま」はひのき造りでも何等のおとがめもないのに、おなじ神様の本殿再建にヒノキを使用しても差支えないと、衆議は決定し、境内続きの裏山のヒノキを、十数本伐採し建築用材としました。しかし、木曽材木奉行所の役人が來村した際、氏子代表者牧野丈右衛門らが背伐(盗みぎり)を自首し、三十日の入牢を命じられたといいます。(あすなろホームページより)

神社入り口

境内の様子

社殿

境内社・笠神神社

境内社・若宮稲荷神社入り口

境内社・若宮稲荷神社社殿