水無(すいむ)神社

中津川市加子母村小郷(平成17年8月23日)

この神社は下呂市内から国道41号線で南下、小川の信号で国道257号線に入り、下呂市と中川市の境の舞台峠を左折し大杉地蔵尊脇を左折。初めての十字路を左折すると右側に鎮座しています。入り口の鳥居脇のイチイ(雄木・雌木)と大スギが 市指定天然記念物です。加子母村の水無神社は慶長5年(1600)の関ケ原の戦い以降、村の指導的立場にあった庄屋・山守、その他有力な氏族の祖先が加子母に移住してきたころの創建と伝えられています。例祭は9月23日で「けんか祭り」とも呼ばれ二台の「からくり山車」が、年男たちに引かれ、激しくぶつかり合いながら水無神社の参道から境内まで引き上げられていきます。この祭りは天保年間長雨や野鼠の大発生、台風の来襲などによって農作物が大被害を受けたため,天保5年(1834)車山を造って山の神の怒りを鎮めるため始まったといわれています。6mにも達する山車の頂上からは、「ねぎじじ」や「獅子舞」などのからくり人形の舞いが披露されることでも有名です。前日の神楽の日には加子母獅子も奉納されています。(山車の彩りより)

社号標

       神社全景
鳥居の脇の大きな木がイチイです。

拝殿

弊拝殿

左側境内社

本殿

右側境内社

境内から入口を振り返る