誕生八幡神社

美濃市極楽寺263(平成21年5月2日)

東経136度53分6.58秒、北緯35度31分49.83秒に鎮座。

 この神社は藍見小学校の西約400m、宮川に沿いに鎮座しています。参道入口から境内までは約110m、参道西には川底まで良く見える綺麗な宮川が静かに流れ、鎮守の杜の緑に朱の鳥居が目立つ綺麗な神社でした。その朱の鳥居を潜り参道を行くと境内奥左に大きな拝殿が建ち、玉垣に囲まれた中に幣拝殿と流造りの本殿が建っています。新緑の中の参道歩きが気持ちの良い神社でした。

 御祭神:天探女神
 「合祀記念」碑より
  八幡神社御祭神・品陀和気天皇、境内社津嶋神社・建速須佐之男神
  無各社神明神社・天照皇大神・豊受大神
  無各社秋葉神社・軻遇突智神
  無各社八王子神社・須佐之男御子、境内社愛宕神社・軻遇突智神、泉天神社 西天神社・菅原道真公
 例祭日:3月26日
 由緒:「誕生神社合祀の碑」要旨
 古く美濃国武儀郡藍見村の北に聳ゆる誕生山の頂に一神社があった。是が神代の神蹟であり誕生神社の鎮座地であった。
 当神社の御鎮座は極めて古く、御祭神には天探女神を祀る。この神は天若比古命が天照大御神から出雲国譲りの命を受け、高天原から天下った時に大国主神の娘神下照比売神と結婚し、二人で力を合わせてこの国を平定された時に、二神に従い天降った神である。
 当社は明治12年村社に列し、同40年神饌幣帛料供進神社に指定された。
 昭和42年八幡神社と合併し、誕生八幡神社となった。
 古くから当社の例祭であった縁の日、3月26日を誕生神社合祀祭とする。
(詳しくは下記拡大写真にてどうぞ)

「誕生神社合祀の碑」「合祀記念」碑 拡大写真はこちらで

「誕生神社合祀の碑」 「合祀記念」碑
参道入口に建つ社号標と明神鳥居
鳥居に架かる額「八幡宮」 参道の様子
社頭
神橋と宮川の堰 神社西を流れる宮川は清流で
魚も沢山見られました。
境内入口の朱の鳥居 境内入口の社号標
参道・境内の様子
拝殿
幣拝殿と本殿
本殿を護る建立年代不明の狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
本殿扉前にいる木製の神殿狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
神社前から遙かに見える山々
この山のどれかが誕生山なのでしょうか?