金峰神社

美濃市片知(平成20年11月23日)

東経136度54分50.4秒、北緯35度35分37.57秒に鎮座。

この神社は、高賀六社の一社で、81号線、蕨生と片知の境く、片知川が板取川に合流する辺りに新谷戸橋が架かっています。そのすぐ北を東へ曲がり、片知川に沿って片知渓谷を経て瓢ヶ岳へ至る、中美濃林道を2km程行くと右手に鳥居が見えてきます。

 「高賀宮記録」によれば、瓢ケ岳に住み着いた妖魔を藤原高光が退治に来た時、最初に妖魔の正体を見て、その形を確認した場所とされています。以後その山を形智山、後に片知山と呼ぶようになったそうです。中世の高賀山一帯は、美濃国の霊山として多くの山伏たちが修行に来ており、片知の金峰神社も修験道の影響を受けて、吉野修験の本拠である吉野の金峰神社の名前をとって付けたものと言われている。 したがって御祭神は蔵王権現と思われます。

神社入り口と社号標

拝殿

幣殿と本殿

本殿

本殿玉垣前の狛犬

(大正15年(1926)10月建立)

矢部大明神 不明の右脇社
諏訪神社 不明の左脇社

稲荷神社

稲荷神社本殿 不明の末社

境内の御神木