各務原市那加手力町(平成17年3月19日)
此の神社は地図には記載されていません。バス停に手力雄神社前とあったので、もしかして・・・と探し、見つけたものです。創建は古く平安時代にはもう文書に記載されています。その後あの信長にも厚く保護され、江戸時代には更木八カ村総鎮守としていっそう尊崇され、現在の本殿、拝殿の再建が行われました。本殿と雌雄の龍は市指定文化財です。文化財に指定され、社域も社殿も彫刻も狛犬も雰囲気も何もかも申し分のないこんなに大きな神社が、何故地図に記載されないのか大いに疑問が残ります。
(昭和9年4月建立)
(明治41年3月建立)
神社入口と大きな両部鳥居
気持ちの良い境内の様子
旗の建ち並ぶ参道と二の明神鳥居
東の古墳時代後期
横穴式石室墳
流麗な檜皮葺きの大きな拝殿を正面と斜め横から
本殿右横から
迫力満点の龍の彫刻
本殿左横から
今にも飛び出しそうな龍の彫刻
本殿軒下の蓮の花を持つ飛天
この文化財指定の狛犬は現在
岐阜博物館に貸し出し中とのことでした
鼻と口が大きく筋肉もりもりの狛犬
天を見上げ何を考えているのか?思索的な狛犬
此また上向きで顎無し耳垂れの力強い足を持つ結構古い型の狛犬
項垂れてはいるが精巧な造りの神殿狛犬。吽は角付。
この辺りは歴史が古いせいか神殿狛犬の傑作が多い様に思います。