愛宕神社

郡上市八幡町島谷(平成20年11月22日)

東経136度58分2.94秒、北緯35度44分51.64秒に鎮座。

 この神社は郡上八幡城の南東麓、吉田川左岸に鎮座しています。256号線に面して入口があり、石段を数段上がると下の境内があり、右脇には神池、愛宕稲荷大明神、「天照皇大神宮」「愛宕神社」の神符が掲げられた社殿が建っています。その後は急な直登の石段を上がるとすぐ正面に拝殿が建ち、本殿へは更に石段が続いています。拝殿脇からは広大な愛宕公園へと出られる小径が続き、愛宕公園には稲荷神社が祀られ、又、円通閣(慈思寺の観音堂)・遍照殿・五人塚・花鳥塚・宝暦義民碑・忠霊塔が点在しています。

 御祭神: 軻遇槌尊
 祭礼日:4月
 境内社:稲荷神社
 由緒:慶長5年(1600)遠藤慶隆が加茂郡小原に在城の時、地蔵菩薩の霊夢により徳川方となって愛宕山に陣取り飛騨の金森可重と共に八幡城を攻めて勝利を得、同年再び郡上城主となり、そのお礼に愛宕に社を建て地蔵菩薩を祀り、愛宕権現として創建したのが始まりです。
 明治40年神幣帛料供進神社となり、同41年旧村社に指定され、昭和36年には銀幣社に指定され、現在に至りました。
 拝殿、本殿は何れも神明造りの社殿で、現在は愛宕公園の一部として憩いの場となっています。

神社遠景
社号標 入口の明神鳥居
石段の参道 下の境内右脇にある神池
参道右脇の社殿 参道右脇の社殿向拝彫刻の狛犬の親子
参道右脇の社殿内に掲げられた写真
愛宕大神でしょうか?
参道右脇の社殿内に掲げられた
「天照皇大神宮」「愛宕神社」の神符
下の境内右側に祀られる「愛宕稲荷大明神」
上の境内への石段 拝殿
本殿への石段 本殿入り口
本殿正面 本殿側面
ご神木 愛宕公園からの参道入口に建つ台輪鳥居
愛宕公園に祀られる稲荷神社入口
稲荷神社拝殿 稲荷神社本殿
愛宕公園内に建つ「五人塚」碑
愛宕公園内に建つ「宝暦義民」碑
愛宕公園内の石仏 愛宕公園内の弘法大師像