旦之越神社

岐阜市清水町7-27(平成20年11月24日)

東経136度44分31.43秒、北緯35度24分4.87秒に鎮座。

 この神社は陽南中学校の西約600mに鎮座しています。隣接して元社地と思われる旦ノ越公園があり、玉垣などで区切られることのない、明るく開放的で綺麗な神社でした。他府県人の弱み、社名の読み方が分からず、境内にいらした方にお聞きしたのですが、その方達もご存じなく結局不明のままです。

 御祭神:素盞嗚尊、倉稻魂命
 由緒:社名の「旦」とは川岸の微高地で、ここを降り楡川を越えて清村の地にお迎えした神社です。
 創建は不詳ですが、西暦1504年頃本荘神社から分霊を勧請し、現在の地に一宇を建立し、五穀豊穣と村内安全の守護神として祭祀しました。
 以来約250年を経て嘉永2年(1849)社殿を造営し遷座しました。
 明治41年境内地を拡張し、同年10月に野溝鎮座の尺空社を合祀すると共に、尾張國津島神社から分霊を勧請しました。
 昭和3年、御大典記念に境内地を拡張し一大造営をしましたが、昭和19年の東南海地震により倒壊、氏子の努力により復元されました。
 昭和44年、本殿・拝殿・社務所を新築し今日に至っています。

社頭
社号標 入口に建つ明神鳥居
拝殿
拝殿と本殿の間にいる昭和3年生まれの狛犬
阿は玉を持ち、吽は前足に子狛をじゃれつかせています。
(昭和3年(1928)11月建立)
本殿側面と拝殿内から見える本殿正面