手力雄神社

岐阜市蔵前6(平成17年3月19日)

この神社の創建は貞観2年(860)9月14日と伝えられ、御祭神は勿論、天照大神がおかくれになっていた岩戸を外からこじあけた力持ちの神様として知られる手力雄神です。鎌倉時代の僧形神像が社宝です。最近知ったのですが“たぢからお”には“手力雄”と“手力男”と二種類の表記があり、前者は『日本書紀』に、後者は『古事記』に記載されているようです。境内の半分以上が広場になっていて不思議に思っていたところ、此処では毎年4月第2土曜日に春の大祭「火祭り」が行われていて、岐阜県重要無形民族文化財の指定を受けています。この祭礼は、飛び散る火花の下を裸男たちが花みこしを担いで勇壮に練り歩き、その様は迫力十分の様です。又参道には私のお目当ての狛犬さん達が沢山居て堪能させてくれました。

(明治30年秋9月建立)

(大正4年11月建立)

(昭和15年建立)

(明治27年8月建立)

火祭りの案内、社殿、狛犬の拡大写真はこちらで

手力雄神社の三の鳥居。境内から約400メートル位離れています。
ここの大注連縄は太さ、重さは日本一と言われているそうです。

境内入口と靖国鳥居

左は参道、右がお祭広場

灯籠と狛犬が交互に並ぶ参道

妻入檜皮葺きの屋根を持つ拝殿

沢山の千木を乗せた本殿

尻尾の玉々が可愛い真四角顔の、下手だけれど味のある狛犬

台座からはみ出す様に力強い浪花狛犬。
阿は玉取、吽は仰ぎ見る子狛が居る。

鈴しょうわ狛犬

異様にデカ目の顎無し狛犬。
羨ましい!!私ももう少し目がパッチリになりたいヨー