八幡神社

岐阜市長森岩戸942-1(平成20年11月24日)

東経136度47分12.96秒、北緯35度25分16.31秒に鎮座。

 この神社は岩戸公園南に鎮座しています。入口から参道の左右、境内中にモミジの木が植えられ、参拝の間中、まさに百人一首に見られる「紅葉の錦 神のまにまに」さながらの光景でした。参道から拝殿に至る間には3対の狛犬が奉納され、神池に架かる趣有る石橋、幣拝殿・本殿へ登る石段参道周囲の神々しさなど景観の素晴らしい神社でした。

 御祭神:応神天皇
 祭礼日:4月5日・例祭
 由緒:この地は式内社・物部神社の旧社地とされます。式内社・物部神社には式内物部神社=伊奈波神社説と式内物部神社は伊奈波神社に合祀されたとする2説があります。この社は、後説に属し、物部神社は初め稲葉山の南麓厚見郡岩戸村に鎭座し、「從五位下物部明神」(『美濃国神名帳』)として伝えられましたが、戦国時代、岩戸村より井之口谷へ遷座したとされているようです。現在の岩戸八幡神社は明治初年岩戸村の氏神として海津郡より勧請されました。

社頭
社号標 入口の明神鳥居
参道の様子
参道途中にいる昭和3年生まれのやんちゃそうな狛犬
(昭和3年(1928)11月建立)
参道正面の献燈所
献燈所湧きに居る昭和8年生まれの狛犬
(昭和8年(1933)8月建立)
献燈所裏には水の無い神池があり
石橋が架かっています。
立木に隠れた拝殿
神池と拝殿の間にいる大正13年生まれの狛犬
阿は玉を持ち、吽は子を連れています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正13年(1924)9月建立)
幣拝殿・本殿への石段参道 幣拝殿
本殿覆い屋と本殿
上の境内の末社 上の境内の末社
下の境内の末社