白王神社

下呂市萩原町野上(平成17年8月23日)

この神社は高山本線・上呂駅から飛騨川を渡り88号線を左折、800m程で下野上バス停を過ぎたあたりで戻るように右折しすぐ左折すると、右側に鎮座しています。江戸時代初期の創建で、この地方では珍しい、留め袖姿の男性一人が雌獅子を演じる「野上獅子」が伝えられてきましたが、四十年ぶりに白王神社の獅子舞「白王獅子」も復活しました。この「白王獅子」は三百有余年前に尾張の国から伝えられ、白王神社の例祭(4月第3日曜日)に悪魔払いの舞として奉納されていたものでした。遠景では杉のこんもりとした杜ですが、近づくとサルスベリ、枝垂れ桜、ソメイヨシノなどの広葉樹が多い綺麗な神社でした。

(明治19年12月建立)

神社遠景

お手水と桜の木

社号標と境内入り口

入り口を振り返ると枝垂れ桜の古木が

イノシシ顔の招魂社系狛犬。
それでもここ飛騨の狛犬は普通の招魂社とは異なり個性があります。

拝殿

拝殿内の様子

本殿

境内社入り口

境内社の小さな社殿