南宮大社

不破郡垂井町宮代(平成17年3月20日)

ここ南宮大社は金山彦大神を主祭神に祀り、鉱山や金属業の総本宮として知られています。創建は836年で、古くから美濃一の宮として源頼朝らの厚い尊崇を受けていましたが、関ケ原の合戦の際に焼失してしまいました。1642年に徳川家光によって現在の社殿が再建され、その豪壮な社殿様式は独特の造りで、石輪橋、下向橋を前面に、楼門や高舞殿が縦に並び、回廊など数多の重要文化財、約20棟から構成されています。また、51年ごとに式年遷宮が行われています。例大祭は5月5日に行われます。此処には石造狛犬は居ませんでしたが楼門裏と本殿に木造の神殿狛犬が居ました。特に楼門の狛犬はその精悍なお姿を間近で見られてとても幸せでした。

ともに重文の石輪橋と楼門

阿吽の位置が反対の、精悍な、玉眼を入れた木製神殿狛犬。
惚れ惚れする出来映えです。

境内全景のパノラマ写真を作ってみました。重文の高舞殿と回廊

拝殿と社務所

重厚な造りの檜皮葺本殿

摂社

拝殿からガラス越しにチラッと見える恥ずかしがり屋の神殿狛犬

本殿の軒先に勢揃いした神獣達

由緒書きと狛犬の拡大写真はこちらで