鎌足神社

須賀川市中宿240 (令和6年4月25日)

東経140度22分43.00秒、北緯37度17分46.44秒に鎮座。

この神社は、JR東北本線・須賀川駅の南東400m程の辺り、中宿の街中に鎮座しております。

御祭神 藤原鎌足公

由緒
御祭神鎌足公は、人皇第34代推古天皇の22年(614)に生れ給うた。天津児屋根命より22代御食子卿の御子である鎌足公人となり、右京之大夫となり尚書の位につかれ、後御年32歳のときに中大兄皇子とはかって(645)当時権力をふるっていた曽我入鹿を鎌にて誅し給い、同年藤原の姓を賜り、また天智天皇4(665)乙丑年52歳の時、内大臣大職冠の位につかれ給うたが同8年(669)56歳にて卒し給うたのである。
勧請の由来は、後鳥羽天皇の御代、鎌足公14代の孫藤原遠義の長男、波多野筑後守という、より10代、関東将軍藤原義定の二男、小次郎義政、文治元年(1185)当若瀬郡四ッ清水城に在城し、建久元年(1190)に同廓内に鎌足霊を奉斎されたのである。
この四ッ清水城跡が岩瀬森であり、四ッ清水とは、岩井清水、笹清水、牛清水、森清水のことであり、紀貫之は次のような歌を詠んでいる。陸奥や岩瀬森の茂る日に一声くらき初時鳥
境内由緒書き より。

参道入口。藁を片付けているおじさんに、注連縄にするのですか?と尋ねると、いや、足尾神社の草鞋だ。とのご返事。

石段右脇の足尾神社と草鞋

草鞋が10足程作れそうな。

参道

境内入口

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和19年(1944)10月13日建立)

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿

末社

拝殿内部

本殿


絵馬殿

鎌足公と道真公を、お祀りしているようです。

末社

石碑、石仏

石碑

石仏

石祠