郡山市富久山町八山田(平成17年10月10日)
この神社は郡山ICの東約2.1km、富久山町八山田地区の国道4号線から少し南の新興住宅地に面して鎮座しています。幸いなことにこの神社の社叢は残され、今でも鬱蒼とした木々が聳えて、神社としての佇まいがしっかりと残されていました。案内によると、遠い昔、疫病退散の神、産業繁昌の神である 須佐之男尊をお祀りした津島神社の旗がこの森に飛来し、里人がこれを祀り、山崎神社としました。後に尊がお詠みになった和歌より、八雲神社と改称しました。又胡瓜天王とも呼ばれ、その年の初物の胡瓜を供え、神の恵みを感謝するとともに、身体健全を祈願するという、一風変わった習わしが今もあるそうです。
(昭和26年10月吉日建立)
社号標
神社入り口
境内の様子
拝殿
本殿覆い屋
正面から
裏から
前から
後ろから
昭和26年という、規格品のしょうわ狛犬がかなり浸透してきた時代に、このように手作りの江戸型の狛犬が居てくれるのはとても嬉しいことです。吽の、寝そべったり背中の上で遊んでいる子狛がとても可愛く感じます。
神楽殿
境内から入り口を振り返る
境内隅の末社群