郡山市片平町王宮17 (令和6年4月29日)
東経140度18分01.75秒、北緯37度24分46.86秒に鎮座。
この神社は、東北自動車道・郡山中央ICの北西2km程の辺り、王宮の街外れに鎮座しております。
御祭神 奥州草別大神・葛城親王尊・安積采女尊・伊豆大神・箱根大神・三嶋大神
由緒
社伝によれば、今を去る一千二百有余年前、奥州草別大社として官民の尊崇を受け、奈良時代中期安積の片平は塩の入り郷と称し民家八百戸を数えたと伝う。その頃葛城王が、阿尺国に按察兼班田使として下向の折、郡司の娘春姫があの有名な、安積山の歌を捧げて王の怒りを解きになり、後、三年間の税物を免ぜられるなど庶民よりの崇敬がことのほか篤かった。後に村人達王のご遺徳を称えてお祀りをする。
鎌倉時代源頼朝公の従軍戦功により、伊東氏が安積地頭守護職を拝命し、当地方と氏の守護神である伊豆・箱根・三嶋の大神も併せて祀る。
江戸時代神祇伯より正一位の神階を賜る。二本松丹羽公より社宝も奉納され、片平組11カ村の総鎮守と崇敬され、明治11年村社に列せられる。今は、総産土御祖神として、尊崇を受けており、片平はもとより他よりの参拝者も例年になく増えつつあります。
御本殿裏には、葛城親王の奥津城と伝えられる墳墓が現存。一般の立ち入りを禁じております。
境内由緒書き より。
参道入口と案内
入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
二の鳥居
参道
参道左右の岡崎型狛犬
(平成元年(1989)10月吉日建立)
神門
拝殿
本殿覆屋
亀趺
石祠
春姫