中津川神社

郡山市中田町中津川五斗蒔294 (令和6年4月26日)

東経140度30分46.45秒、北緯37度20分54.71秒に鎮座。

この神社は、JR水郡線・谷田川駅の北東8km程の辺り、五斗蒔の街外れに鎮座しております。

御祭神 猿田彦大神

由緒
わが鎮守中津川神社は寛和2年(986)わが郷土の遠祖によって勧請創祀されたものにして、猿田彦大神を御祭神と仰ぎ菅船大明神と号せしが明治2年(1869)中津川神社と改号し界隈広く崇敬を聚め昭和2年(1927)指定村社の社格を下賜せられ、その神徳彌高く時の氏子崇敬の念更に深くし、神殿新築の気高まり氏子の心魂確固として神殿造営と相俟って神苑境内の整備が竣工されたのである。時に昭和8年(1933)、新築当時その屋根は木羽葺にして後にトタン葺に改修しその神苑に拝登せるもの忽ち畏敬の念深まり襟を正さしむなり。是将に高貴なる神徳に相応せる風格荘重にして、その比類稀なる神殿の偉容の然らしむろところなり。
是が神殿こそわが中津川を郷土とせる氏子の誇りとする象徴にして永劫にわたり護持保全し、子々孫々に継承すべきものなり。然しトタン葺では老朽化がすすむものにして、今次の改修は耐久性に優れ、社殿適合性格別なる銅板を以て改修し、わが象徴たる神殿を永劫に護持保全を期することこそ、現今氏子に与えられた尊い責務と斉しく認識し、その意思確固として是を相諮り挙げて決議し工事委員を選任し、その委員率先進捗を図り氏子是に協賛を惜しまず、浄財勧募に就いても、経済不況の社会情勢の中と雖もその目標額を越え屋根改修事業と付帯し裏参道整備工事も関係各位の協賛により立派に整備されたり。
わが郷土挙げて神託に応えその責務果たしたるは現今氏子斉しく神徳を奉賛し未来永劫にわたりわが郷土に於ける燦たる平成の大改修として万世に顕著にすべく茲に碑石を建立せしものなり。
境内由緒書き より。

参道入口

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和13年(1938)12月吉日建立)

参道

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿

拝殿内部

本殿


末社

石祠