勝常寺

河沼郡湯川村勝常(平成16年7月18日)

勝常寺は、国宝指定3体、国重要文化財指定9体の仏像をもつ、東北でも有数の名刹です。仏像は、創建当時の仏像12躯など30余躯あり、平安初期の仏像が一寺院に12躯も保存されているのは全国的にも珍しいとのことです。
勝常寺の創建は807年に、徳一上人によって開山されました。創建当時は七堂伽藍を備え隆盛時には12の坊舎と百余の末寺をもつ大寺院であったということです。創建当時の建物は現存していません。
薬師堂は、会津中央薬師堂と呼ばれ、1398年の再建で和様、唐様式の手法を加えた堂です。
尚、ここの宝物殿の拝観は4月〜11月15日のみ、要予約....となっていて、だめかと思いましたが、幸い予約をしていたご夫婦がいらっしゃたので一緒に見学させて戴きました。

当寺を開いた徳一上人像

仁王門

本堂

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