鏡石鹿嶋神社

岩瀬郡鏡石町鹿島379 (令和6年4月25日)

東経140度21分49.87秒、北緯37度15分53.07秒に鎮座。

この神社は、鏡石町役場の北東2km程の辺り、鏡石町鹿島の街外れに鎮座しております。

御祭神 武甕槌命

由緒
当社は、今から約500年前の元亀2年(1571)に高久田村総鎮守として創建されました。陸奥国の岩瀬郡を支配していた二階堂氏の家臣で、当地高久田村の館主だった箭部紀伊守公為(とめため)公は、鹿島神宮を篤く崇敬しており、戦国の世にあって領地の平安と敵軍を撃破のために、この地に鹿島神宮の御分霊を勧請したと云われます。社領30石が寄進されました。
現在地の東方、鹿島舘近くの旧社地には高さ3m、周囲6mの巨石があり、「ほかひ石」と呼ばれています。ほかひ石の頂上には石灯籠があり、毎年水神が当社の御祭神にお供物を捧げる台と伝えられます。
明治22年(1889)には、鏡田村・久来石村・笠石村・成田村が合併し、鏡石町の前身である鏡石村が誕生しました。これは旧村名を合わせた名称ですが、奇しくも鹿島神宮の本殿奥にある鏡石と呼ばれる霊石に通じる名勝でもあり、当社との由来の共通点が「鏡石」の地名誕生の一因だったとも云われています。一般的に「勝利の神様」ともいわれ霊力は幅広く協力である。
境内由緒書き より。

神社入口

境内

石灯籠台座

陶器製狛犬

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

本殿覆屋


末社

末社を護る陶器製狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

台座片隅の狛犬

稲荷神社

お狐様

鏡石

石仏

石祠


社務所前、一体だけの陶器製狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

参道脇、一体だけの陶器製狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)