八幡神社

石川郡石川町沢井竹柄(平成16年7月25日)

 宝海寺の横手の坂道を登った所に有る小さな神社。本来の参道は写真右手の森の奥に消えて無くなっています。昔は何処から参拝したのでしょうか?
 ここには耳の欠けたウサギさんと大顔の狛さんが居ます。

これが参道。でも何処へ続くのか?

拝殿の前もご覧の通り草茫々。

(天保14年(1843)8月15日 当村 角田定右衛門)

超顔デカの狛さんです。右のア像は少し扁平の玉を持ち、尾がペタンと背中にくっついています。左のウン像は慈愛に満ちた顔で、訪れた者を迎えてくれているように思うのは、私一人の思い込みでしょうか?
それにここの子狛ちゃんは大人しそうですね。両手の間にちっちゃな玉を持ち、一人で嬉しそうに遊んでいます。

宝海寺からの小道

耳が欠けた波乗りウサギ。
ウサギの柔らかさ、波しぶきのダイナミックさが素晴らしい

(慶應元年(1865)12月吉日作)