石川郡古殿町山上古殿38 (平成30年10月21日)
東経140度34分08.43秒、北緯37度05分41.52秒に鎮座。
この神社は、古殿町役場の北東1.4km程の辺り、古殿町の街外れに鎮座しております。この神社は神社そのものよりも流鏑馬が有名です。この流鏑馬は中世武士の武術錬磨のために行いましたが、吉凶を占う意味もあり、現在では神事として行われる例が多い様です。この古殿町においては源頼朝から竹貫の領主に社領地が下り、これを記念して領内兵士達による笠懸と流鏑馬を祭礼当日の神事としたと伝えられています。
御祭神 品陀和気命
由緒
後冷泉天皇のみ代、康平7(1064)年阿倍貞任・宗任が乱を起し、源頼義が勅命により、これを討つとき、石清水八幡宮に戦勝を祈願し出陣した。さきに頼義より宣旨をうけた、この地の福田次郎、福田源大有光は部下とともに源頼義の軍に従い、幾多の戦功をたて貞任、宗貞の乱をしずめることができた。そのため福田次郎、福田源大有光は豪士と相談し、石清水八幡を古殿に遷座したものといわれている。
祭神は誉田別命で本神殿のご神体として、鋳鉄製の御正体一面が秘蔵されている。鏡面の中央に座像の如来像が蓮台の上に結跏跌座している。像は火災にあって、形状がはっきりしない、観音菩薩かといわれる。
古殿町公式サイト より。
参道入口
一の鳥居
参道
参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(石工 小林和平 昭和7年(1932)10月15日建立)
二の鳥居
神門
神門内の石造狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
拝殿
拝殿内部
本殿
末社
馬場
絵馬