鐘鋳(かねい)神社

東白川郡棚倉町一色カナイ神181-183 (平成30年10月21日)

東経140度24分16.20秒、北緯37度04分50.80秒に鎮座。

この神社は、JR水郡線・磐城浅川駅の西北西1.4km程の辺り、一色の街外れに鎮座しております。

和平作の狛犬があると女房が調べて尋ね来ました。地図には記載が無くマピヨンで調べ、だいたいの当たりを付けていたにも関わらず、入口が分からず二度三度と往復して、やっとの思いでたどり着きました。
でもここは訪ねて良かったと思います。狛犬だけでなく神社の雰囲気、変な建物、神社の在り方など考えさせられ、一生忘れる事のない思い出の神社となりました。
この神社はその名の通り、鐘等を造っていた鋳物師の氏神様なのだそうです。

御祭神、由緒等不明。

神社入口

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和9年(1934)9月制作 石工・小林和平)

拝殿

拝殿内部

本殿覆屋


熱帯雨林にあるような高床式住居?。何の為にあるのでしょうか?
その後、狛犬探検隊のグーグーさんもこの神社を訪れ、やはりこの建物が気になっていたそうですが、その回答は隣の浅川町の神社の看板にあったそうです。
それによると、棚倉町の福井、玉野、一色、浅川町の箕輪の4地区には、「お枡明神枡送り」という行事があり、4年毎の旧暦10月17日にご神体の三個一組の枡をその年の当番組から次の当番組へ送るのだそうです。その折、枡は自分の組の鎮守の境内に建てた高床式の小屋に祀る習わしがあり、この高床式の小屋はその為のものだったのです。(狛犬探検隊HP参照)

石仏と庚申塔