瀧洞神社

福島市五十辺(平成19年8月25日)

 この神社は信夫山公園の北東約300m、松川右岸に鎮座しています。入口の鳥居を潜って、神社へは右手の車止めの道を進みます。参道は緩い坂になっており、境内入口には社号標・由緒碑が建っています。境内には社殿が無く、滝(現在はビニール管から水が出ています。)の後ろに不動尊が祀られているだけでした。けれど境内裏側の山の斜面に末社が点在し、石碑等も多数有り、社地も綺麗に整備され、この社への崇敬は今も変わらず続いていることが伺えます。

 御祭神:水波女命
 例祭日:10月第2日曜日
 由緒:信達一統志には「不動尊を祀ったところに小さな滝があり、それにより当地を滝洞山ともいう。」とあります。
 明治3年(1869)五十辺村の村社となり、現社名に改称しました。信夫山麓の人々の水に関わる信仰は、今も残されています。

神社入口 湯殿山碑
参道の様子 境内入口
社号標「村社瀧洞神社」 瀧洞神社由緒碑
境内の様子、奥に不動尊 不動尊
境内端に建つ
已供養塔、廿三夜塔、大黒碑等
不動尊入口の蝋燭立て、庚申塔
境内裏側、山の斜面に点在する末社