福島市大笹生(平成17年10月9日)
この神社は福島交通・桜水駅の北西約2.4km、5号線の大笹生信号から南に250m程行くと、右側に鎮座しています。神社は小高い岡の頂上にひっそりとたたずんでいますが、登りが結構きつく、階段下には杖が用意してあります。地元ではここが塩竈神社の本家、という人もいるそうです。入り口の階段脇には大きな釜と塩の瓶が置いてあり、案内には信玄公縁の品とありました。又社殿直下にはこれまた大きなウサギとカメの置物があり、お伽噺のウサギとカメが駆け比べをした山はここではないか・・・?と書いてありました。また、この地域は神社への奉納は灯籠と決まっていたのか、面白い形の灯籠がたくさんありました。境内からは、下界の黄金色に輝く稲穂と、遠くにはなだらかな山容がよく見えました。この雄大な景色に、登りのきつさも忘れしばしウットリと見とれておりました。
神社遠景、この小山の上に神社は鎮座しています。
社号標
入り口の階段
私もこの杖の
ご厄介になりました
この樽のような注連縄はよく青森で見かけました。
福島にもあるのですね〜。
歌碑
天文2年(1533)の銘が入っている
謙信縁の大釜
謙信の時代に塩の
貯蔵用に使われた大瓶
境内社
大黒天碑
この階段と坂道で一山登ります。所要時間約20分、嗚呼、しんど〜。
もうすぐ境内です、さあ、後一踏ん張り!!
参道途中の庚申塔
狛犬ならぬウサギとカメ。今から1200年以上昔、この信遠平野が湖だった頃、
島だった羽根山に大きな亀がいて、亀ヶ森とも呼んでいたそうです。
庚申塔と灯籠
社殿
境内左の灯籠多数
神明造りの本殿
社殿後ろの奥の院
境内から見た風景