西根神社

福島市飯坂町湯野高畑2(平成17年10月9日)

この神社は福島交通飯坂線・飯坂温泉駅から東に向かう国道399号線が124号線と別れる角に鎮座しています。御祭紳は、古川善兵衛重吉命と佐藤新右衛門家忠命で、二人は「信達平野の開拓の祖」ともいわれ、西根堰の開削を始め阿武隈川の堤防建設等伊達・信夫地方発展に尽くしたことから、明治初期に神社を建て二人をお祀りしたのだそうです。そこでこの神社は信達総鎮守となりました。因みに「信達(しんたつ)」とは現在の福島市の東北部の信夫郡・伊達郡を総称した呼び名です。境内社の高畑天満宮は、江戸時代京都の北野天満宮から文道の守り神として分霊を勧請したものです。西根神社の例祭は毎年1月13日から16日までどんと祭が行われ、同時に境内にある高畑天満宮うそかえ祭が、1月14日と15日の両日行われ、悪しき事を良き事に替えてくれる「鷽鳥」を買い求める数万人の参拝者で賑わうそうです。

神社入り口

参道の様子

拝殿

本殿

多分平成生まれの狛犬さん。招魂社系の感じですが、どことなく剽軽さが漂います。夫はこの手の狛犬が余り好きではなく撮り方がいい加減です。本当は同じ大きさです。

本殿

境内社・高畑天満宮

揚上大権現碑

旧社号標