青柳神社

福島市瀬上町青柳5(平成19年8月25日)

 この神社は阿武隈急行・瀬上駅の西約400mに鎮座しています。かなり大きな神社ですが、地図に記載はありません。どうして参拝できたかというと、たまたま353号線を走っていて、夫が道路脇に社号標が建っているのを見つけ、「何処にあるんだろうな〜?」と聞かれましたが、私の地図にはこの社は載っていません。「じゃあ、向こうへ行って探してみるか?」ということになり、国道4号線を突っ切り尚も進むこと350m、道路角に神社の入り口が見えました。駐車場は入口右側の道路を進むと右側にあります。神社の入口からは雰囲気の良い感じの参道が続き、最奥左に曲がると境内になります。参道にはこの地域に珍しい狛犬が居り、またまたそれでも感激。社殿も立派で素晴らしく、境内社が多く、ご神木をはじめとする鎮守の杜が豊かで、案内に引かれて参拝した神社は後悔することが多いのですが、この神社は参拝できて幸せでした。

 御祭神:主神:大山祇神、配祀:磐長姫、木花開耶姫
 例祭日:10月14〜15日・秋季例大祭
 合祀社:天満宮
 境内社:足尾大神、雷神、金華山の神、月読神、男女神、大黒恵比須神、十二支神、相生稲荷神社、太神宮、英霊百二十四柱
 由緒:太古、この里に住み始めた人々が、守護神としてお祀りしました。その昔、境内にヤナギの木が繁茂しており青柳の社と称されるようになりました。
 中古、阿武隈川の東、小山の麓に鎮座していましたが、後に御神託により現在地に遷座しましたが、年月は不詳です。

353号線脇に建つ社号標 神社遠景
入口の社号標 神社入口
参道の様子 参道脇、境内の様子
昭和14年生まれの鈴しょうわ狛犬
吽には角が付き、瞳や鈴の形が綺麗に彫られています。姿勢正しく、スリムな体つきで、鬣や尾、背骨など神殿狛犬の進化系です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和14年(1939)8月吉日建立)
大きく立派な拝殿
拝殿内の様子

本殿
境内で目立ったご神木
末社
金華山、雷神、足尾大神碑 諸善神
筆塚 半野生のホオズキ