伊達市保原町宮内町(平成19年8月25日)
この神社は阿武隈急行・保原駅の北西1.8kmに鎮座しています。入口を入ると参道は90度左に折れ、正面に赤い屋根の拝殿と、奥行きの長い立派な本殿が建っています。この本殿の脇障子には武神と思われる丸彫りの素晴らしい彫刻が施されていました。又神仏混淆の名残の鐘楼も残されています。
御祭神:伊邪那美命、伊邪那岐命、事解男命
由緒:後三年の役の時源義家公が熊野神を分霊勧請し戦勝祈願し、乱平定後に神徳を奉斎して祀ったとの伝説があり、旧小幡村の産土神として護り続けられてきました。又、正確な時代は不詳ですが、菊田家の先祖がこの地へ移った時、熊野の神を守護神として奉斎したとの言い伝えもあります。
江戸時代には真言宗胎教児寺別当熊野大権現と称していましたが、明治2年に現社名に改称されました。
社号標 「村社 熊野神社」 |
境内入口 |
拝殿 | 本殿 |
本殿脇障子の彫刻 | |
境内社・愛宕神社 入口と社殿 | |
鐘楼 | ご神木 |