三吉神社
伊達郡国見町石母田大清水6(平成19年8月24日)
この神社はJR東北本線・藤田駅の北西約1.2km、東北本線と東北自動車道の間の田園地帯から丘陵地帯への境界付近に鎮座しています。社号標の建つ道路脇から社地までは結構道のりがあり、遙か彼方に朱の鳥居が見えます。入口右には霊水が湧く神池があり、池をぐるっと右に周る形で朱の両部鳥居を潜ると、境内左には社名が不明の境内社が建ち、正面階段を上がると左に神楽殿、一段上がった奥に大きな拝殿が見えます。相の間と本殿はその奥上段に建立され、拝殿左から少し上がったところに金刀比羅神社、機織神社、竹駒稲荷神社等が纏められた覆い屋が建っています。帰りは池の左側を通ると、用明天皇妃・玉世姫縁の「牛石」が祀られています。良く整備されたとても綺麗な神社でした。
御祭神:弥都波能売神(みつはのめのかみ)、三吉大神、坂上田村麻命
例祭日:元旦特別祈願祭・1月1日〜正月中、厄除祈願祭・1月第二日曜日、月曜日
、春季大祭・4月29日、秋季例祭・11月3日、七五三・11月3日〜30日
境内社:金刀比羅神社、機織神社、竹駒稲荷神社等
由緒:この神社は、最古の奥州街道に接し、清水(霊水)が湧き出て、この清水の恩恵に感謝し、水神をお祀りしたのが創始と伝えられています。
その後、大和時代中期に悪賊退散の三吉大神、平安時代初期に坂上田村麻命達が次々にこの地を訪れ、この神に戦勝祈願をかけ、賊の征伐を成し遂げた功績、徳を讃えてその二柱の神を水神に合わせ祀りました。源頼義、義家ら諸公をはじめ街道往来の様々な人々が道中安全を願った神社でもあります。
また、明治時代初期に秋田太平三吉神社の分霊を合わせ祀り、現在の石母田三吉神社となりました。(三吉神社公式HPより)
社号標 |
神社遠景 |
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近景と神池 |
神社入口 |
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拝殿 |
拝殿の社額
「岩代国石母田鎮座 三吉大神」 |
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相の間と本殿 |
神楽殿? |
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境内社・金刀比羅神社、機織神社、竹駒稲荷神社 |
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境内社 |
末社 |
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