愛宕神社

会津若松市慶山2(平成16年7月18日)

流石NHKです。反対側の天寧寺にもこの幟が立っていました。確かに新撰組は「誠」の鉢巻きを締めていたが、この三人を一纏めにするのは松平容保候に対して失礼ではないか。幕府、皇室に一途な「誠」を貫いた容保候と多摩の百姓を一緒にするな、と言いたい。

 明治二十七年作の狛犬です。
左側のウンは耳を伏せ、整った顔で、結構太い尻尾を持つ落ち着いた感じの狛さんです。

 右のアは、牡丹のお花を片手に、口中に玉を含んだ、ダンディーなおじさんといった趣です。
 渦巻きカールに流れる毛先がチョットお洒落!

 愛宕神社というのは山を背景にして、周りを木々に囲まれ、とても雰囲気の良い所が多いように思われます。

この愛宕神社の裏手の道を行くと近藤勇の墓が有り、
我々もついでとばかり行って見ると何と観光客がいます。
恐らく平成16年だけであろうとおもわれます。
という事で、ついでにご紹介を。

歳三が容保公の許しを得て、小高い山の上であるこの場所に勇の墓を建てたという。遺髪を納めたと言われている。
戒名は「貫天院殿純忠誠義大居士」。

孤軍援絶作囚俘
顧念君恩涙更流
一片丹衷能殉節
雎陽千古是吾儔
靡他今日復何言
取義捨生吾所尊
快受電光三尺剣
只将一死報君恩

孤軍たすけ絶えて俘囚となる。顧みて君恩を思えば涙さらに流る。一片の丹衷よく節に殉ず。雎陽千古これ吾がともがしら。他になびき今日また何をか言わん。義を取り生を捨つるは吾が尊ぶ所。快く受けん電光三尺の剣。只まさに一死をもって君恩に報いん。

帰宅後朝日新聞に掲載された詩。
少し文章が違う。

神社入口の碑