出雲神社

田川郡大任町今任原向田 (平成25年12月22日)

東経130度50分53.13秒、北緯33度37分13.33秒に鎮座。

この神社は、平成筑豊鉄道田川線・内田駅の南西2km程の辺り、彦山川のすぐ西側に鎮座しております。

祭神 大国主神(だいこく様)

由緒
八雲立つ出雲の国が神の国、神話のふる里の国として知られておりますのは、神代の神々を祀る古い神社が現代も到る処に鎮座しているからであります。そしてその中心が「だいこくさま」をお祀りした出雲大社です。
大国主神は私達の遠い遠い親達と喜びも悲しみも、共にせられて国土開拓され国造りにご苦心になり農耕漁業をすすめて人々の生活の基礎を固めて下され福の神、縁結びの神、農業の神、医薬の神として日本の歴史の流れの中に皇室をはじめ国民の変らない信仰の中心であります。
出雲の神様といえば縁結びの神様と申します。この縁結びという事は男女の仲を初め、人間が立派に成長するように社会が明るく楽しいものであるように全てのものが幸福であるようにとお互いの発展の為のつながりが結ばれることです。
だいこく様が全ての人々から広く、深く信仰をお受けになっているのも、この結びの御神徳を私どもに注いで下さる神様であるからです。
だいこく様は、私達、家庭の親が、子供の幸福を願って、教育保護するように人間社会の幸福の「縁を結んで下さる」親神であります。
みんな心を合わせて出雲神社のお神様を信仰致しましょう。
境内由緒書き より

神社全景

鳥居

参道

岡崎進化型狛犬
(昭和57年(1982)3月吉日建立)

拝殿

拝殿内部

本殿


松長龍神社

此の御祭神は松長龍神で出雲神社の末社として奉祀し、明治の中期この地方が大水害に、見舞われ、英彦山川の堤防決壊に伴い田面の流出等があり堤防は修復されましたが、流出した田面は、やがた青々とした大きな水池となりました。その池は三井鉱山最盛期には、水源地として大いに利用されましたが、鉱山の閉山に伴い水も段々枯れてきておりました処、昭和55年に区民の総意により神社を創建することになり、地主の厚志による土地の寄進もあり、神社敷地として造成。昭和56年12月、御神体を鎮座申し上げた処、この池に永年住みついていた主、即ち龍神様が祭主信者に対し、この地に吾を祀れとのお告げがあり、祭主信者は松長龍神とあいて社を建て斎し奉る。・・・・・・・