辺津宮

一の鳥居

祈願殿。宗像大社の御祭神は、別名「道主貴」(みちぬしのむち)。「すべての道に一番尊い神」という意味で、車社会の到来と共に、交通安全の守護神となったようです。全国のドライバーより篤い崇敬を受けており、約800台収容可能な第一駐車場に面しております。こんなに広いお祓い所は見たことがありません。

祈願殿前の鈴昭和

(昭和46年(1971)11月吉日建立)

二の鳥居

参道の太鼓橋

境内。正面は神門、左手は手水舎、右手は祓舎。

神門と狛犬

酒樽の前に佇むブロンズの狛犬。江戸時代のブロンズは珍しい。かつ素晴らしい出来映えです。拡大写真はこちら。

(文政7年(1824)甲申9月吉日建立)

拝殿

国指定重要文化財 邊津宮拝殿
本殿再建より十二年後の天正十八年(1590)に、当時の筑前領主小早川隆景が再建したもので、全体の印象は簡素且つ雄大であります。
切妻造、柿葺、建坪744平方米

拝殿内部

国指定重要文化財 邊津宮本殿
四百年以上前の天正六年(1578)に、大宮司氏貞が再建、全体の構造は雄大で桃山時代初期の特色がよく現されています。亦この本殿は、古えより第一宮と呼ばれ、全国六千四百余社を数える宗像神の総本宮であります。
五間社流造、柿葺、建坪1172平方米