みやま市瀬高町太神2686 (平成25年12月23日)
東経130度28分33.05秒、北緯33度07分06.58秒に鎮座。
この神社は、JR鹿児島本線・南瀬高駅の南1.3km程の辺り、長閑な田園風景の中杜に囲まれ静かに鎮座しております。
古書によると、天智天皇が即位前、西国修行で筑紫の国江の崎より小佐島(長島)に立ち寄られた折、御労を休められ、網を引く海人に魚を召されました。その魚の名を尋ねられたら、里人は『はらか』と答えました。天皇の所望により即位後、この魚を飛鳥へ贈ったとされています。
往年、この釣殿宮は腹赤宮(はらあかぐう)とよばれていました。
江の崎より舟を浮かべて御舟を着けられた此の所を『釣殿』といい、社の西に御旗を立てられた所を『御旗の森(御旗の杜)』、御鉾(ほこ)を納められた所を『鉾納森(鉾立の杜)』とよばれています。
豊漁を祈願し、これを象徴化したと見られる「月日と釣り針」を描いた旗があります。秋には、この旗を押し立てて長島全域(宇津、古島地区を除く)でのお祭りがあります。
境内由緒書き より
参道
鳥居
神額と社号表 | |
境内
鄙びた雰囲気が微笑ましい狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(明治26年(1893)癸巳10月建立) |
拝殿
拝殿内部
天井絵
本殿
西の宮